日 程 | 2月25日(火)〜3月2日(日) |
時 間 | 11時〜18時 |
普遍的な物事への解釈と表現の手段として、光や雨といったモチーフを様々な繊維素材を用いて制作しています。
大学院の修了作品展である本展では、両義性というテーマで紙の原料となるパルプを使用し制作した修了作品をメインに展示いたします。私の制作では、どんな場所に居ても少し立ち止まり目を向けることで気づくことができる、光や影、水たまりや雨というような些細な自然現象をモチーフとして制作しています。最近あったことをおしゃべりするように身近でごく当たり前な事について制作していくことで、どこに住む人でも目を向けられる身の回りの現象への見方を提示したいと考えます。
園田こ春
【プロフィール】
2000年 大分県豊後大野市 生まれ
2023年3月 多摩美術大学環境デザイン学科 卒業
2025年3月
多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程デザイン専攻テキスタイルデザイン研究領域修了見込み
【受賞歴】
2020年 第20回住宅課題賞2020 入選
2023年 多摩美術大学環境デザイン学科 卒業制作優秀作品2023
【展覧会】
2020年 第20回住宅課題賞2020 建築系大学住宅課題優秀作品展
2023年 多摩美術大学環境デザイン学科卒業制作展2023(横浜赤レンガ倉庫)
日 程 | 11月3日(日)〜11月9日(土) |
時 間 | 11時〜18時 |
作品タイトル | Sailing Birds |
サイズ | 48 x 70cm |
主 催 |
この度アルスギャラリーでは、フィンランドセンター主催スウェーデン系フィンランド人文化ウィーク「Hallå Tokyo 」の一環として、11月3日(日)〜 9日(土)までスウェーデン系フィンランド人写真家パトリック・ブロムの「ガレリー・アルキペラゴ 」展を開催します。会期中には作家がフィンランドから来日し、 11月6日(水)にオープニング・レセプション、翌7日(木)にはアーティスト・トークを開催します。 皆様のご参加をお待ちしております!
オープニング・レセプション お申込み:
https://peatix.com/event/4153792/
アーティスト・トーク お申込み:
https://artisttalk.peatix.com/
パトリック・ブロム Patrick Blom
私は現在45歳の夫であり、父親であり、起業家であり、情熱的な写真家で、エスポー群島のソマロアルナ(フィンランド)に住んでいます。
写真を撮り始めたのは10代の終わり頃で、様々なアウトドア・スポーツを楽しんでいた時に、自然の中での動作や瞬間を写真に収めたいと思ったのがきっかけでした。
それ以来、写真は私にとっての大きな情熱となり、画期的なプロジェクトに取り組むことで、モチベーションを保ってきました。
群島は、私が生まれ育ち、最も落ちける場所で、私の写真制作にとって常に特別な役割を担ってきました。毎回、完璧な瞬間、光、構図を探し求め、まだ誰もとったことのない写真を撮ろうと試みています。
I’m a 45-year-old husband, father, own entrepreneur and a passionate
photographer. I live in Espoo archipelago, Sommaröarna.
I started taking pictures in my late teens when I was doing a lot of
different outdoor sports and wanted to capture the action and the
moments out in nature. Photography has ever since been a big passion
and I have tried to keep up the motivation to take pictures by
creating interesting photography projects along the way.
The archipelago has always had a special role in my pictures, it is
the place where I have grown up and where I feel at home. I try to
take pictures that have not been taken before, searching for the
perfect moment, light and composition is what inspires my next shot.
日 程 | 10月16日(水)〜 10月27日(日) ※月曜休館 |
時 間 | 11時〜18時 |
この度アルスギャラリーでは、松浦泰明の個展「Forms of
Memory」を開催いたします。
これまでカメラをデザインしてきた松浦泰明は、「新記憶」をテーマに現代美術の領域で活動を始めました。自動化や仮想化が加速する現代社会において、能動的に記録する意味や記憶の価値を作品を通じて表現しています。本展では、日本の伝統工業であるカメラをモチーフにした作品を展示いたします。アイコニックな造形が生み出す強いメッセージ性とビルドクオリティが特徴的で、工業デザイナーとしてのキャリアが作品に発揮されています。実際に撮影できる作品もありますので、ぜひお越しください。
松浦 泰明
1990年生まれ。徳島県出身。2013年 金沢美術工芸大学 製品デザイン専攻
卒業。キヤノン株式会社にてEOS RシステムやiNSPiC
RECのなどカメラのデザインに従事。2021年に独立した後は、カメラやスマートフォンなどの製品デザインを行ってきました。2024年から現代美術の領域でも活動を始め、工業デザイナーとしての新しいクリエイティブに挑戦しています。
Yasuaki Matsuura was born in 1990 in Tokushima, Japan. He graduated
in 2013 from the Product Design department at Kanazawa College of
Art. During his time at Canon Inc., he contributed to the design of
epoch-making cameras such as the EOS R system and IVY REC. After
going independent in 2021, he continued to work on product designs
for cameras, smartphones, and other devices. In 2024, he expanded
his activities into the realm of contemporary art, taking on new
creative challenges as an industrial designer.
受賞歴
2019 Good Design Award (Japan) | EOS R
2019 Good Design Award (Japan) | RF LENS
2019 DFA Design for Asia Awards (Hong Kong) / SILVER AWARD | EOS
R SYSTEM
2020 iF Design Award (Germany) | EOS R SYSTEM
2020 iF Design Award (Germany) | IVY REC
2020 Good Design Award (Japan) | iNSPiC REC
2020 IDEA (USA) / Finalist | IVY REC
2020 DFA Design for Asia Awards (Hong Kong) / BRONZE AWARD |
iNSPiC REC
2020 JIDA Museum Selection (Japan) / GOLD SELECTION | iNSPiC
REC
2021 Kokuyo Design Award (Japan) / Merit Award | Study Partner
Bottle
2022 Hidden Talent ART AWARD (Japan/UK) / Finalist | OHESO
2022 Kanazawa Utatsuyama Kogei Kobo (Japan) / Design Adovisor |
KOGEI 3
2023 Red Dot Design Award (Germany) | kyu daypack
2023 Good Design Award (Japan) | kyu dayapck
2023 Good Design Award (Japan) | nerugoo
2023 DIA Design Intelligence Award (China) / HONORABLE MENTION |
kyu daypack
2024 ASIA DESIGN PRIZE (South Korea) / winner | kyu daypack
2024 ASIA DESIGN PRIZE (South Korea) / winner | kyu cloth
日 程 |
4月26日(金)〜 5月6日(月) ※休館日:なし(会期中無休) |
時 間 | 12時〜19時 |
建築家の北川原温が東京芸術大学で教鞭を執った2001年から2019年の間、北川原研究室に在籍した教え子と助手と北川原の合同展が表参道のアルスギャラリーで開催される。
池田美月池野雄貴市川竜吾伊藤泰彦伊藤蘭入江可子岩崎宏榮家志保榎木理人海老塚啓太小黒日香里小野直輝 加瀬美和子北川原温北口智浩倉田加奈子桑原遼介御幸朋寿 五条萌酒井亮憲品川雅俊志甫景荘司紘杉山幸一郎鈴木隆史 竹内伊代竹之内芙美伊達一穂長曽我部亮土田昌平土屋真 奈良祐希林要次廣瀬賢人藤原一世星野善晴堀江康介堀越優希 桝永絵理子松井亮松田和久望月麻衣山川遼山田紗子
北川原温 / Atsushi Kitagawara
建築家。アルスギャラリーを2001年に設計した。
1951年長野県千曲市出身、飯田高校から東京芸術大学へ。
詩や音楽をモチーフにした個性的な設計で知られている。近年はSDGsをリードする建築や環境の設計を追求。
グッドデザイン賞金賞を受賞した山梨県の工業団地アリアの都市計画・ランドスケープ・建築のトータルデザイン、3.11東日本大震災で福島県最大の避難場所となった国際コンベンションホール・ビッグパレットふくしま、長野県産カラマツを用いて全国で初めてトレーサビリティ(産地記録)を実現した長野県稲荷山養護学校、独創的な木組み構造で話題となった2015年ミラノ万博日本館(120カ国以上が参加、日本館が史上初の金賞受賞)、歯科医療器具製造で世界シェア1位のNSK本社・研究所、キース・ヘリングのコレクション美術館として世界唯一の中村キース・ヘリング美術館など、公・民問わず多くの設計に携わっている。
また2019年3月まで母校の東京芸術大学で教鞭を執り、学生達とともに「劇場型都市計画」や「上野の杜
芸術文化都市構想」などの研究に従事した。
日本建築学会賞、村野藤吾賞、日本建築大賞、米国建築家協会ジャパンデザイン賞、アルカシア建築賞ゴールドメダル、ケネス・F・ブラウン環太平洋建築文化大賞、イタリアIA賞金賞等を受賞。2010年には日本芸術院賞を受賞。模型やドローイングなど27点がパリのポンピドゥーセンター(仏国立近代美術館)に収蔵されている。
現在、北川原温建築都市研究所主宰。東京芸術大学名誉教授。